
こんにちは。
近年、SNSで騒がれた言葉に、
「無能の武器化」
というのがあるそうです。
筆者は知らない言葉でした。
しかし内容については、
「ああ、あれか」
と、思い当たる節のあるものでした。
正直、すごくイヤな言葉ですが、
ものすごく端的に、ある種の人たちを表している言葉でもあります。
今回は、一部SNSで共感を得た言葉について見てみましょう。
SNSで反響。要するに、「自分にはできません」 → 「だからやりません」

もう、このタイトルだけで全てではありますが、
要するに、そういうことです。
周りにも、いるのではないでしょうか。
- 面倒な家事
- 手間のかかる業務
- 気が進まない作業
いろいろな、自分でやりたくないことを、
人に押し付ける人々が。
ただ、今回取り上げられているのは、
(多くの場合故意に)自分が仕事ができないことをアピールして、
それを理由にその仕事から外させるという、
ワンクッション置いた計画的なサボりです。
内容としては、昔からあるもの。無能の武器化という呼び方の登場は2023年頃?

行動そのものは幼児期に見られそうな、
幼稚で動物的な行為と似ています。
筆者も子供の頃に、覚えがあります。
部屋を片付けるように親に言われたものの、
ふてくされてなかなか進めない。
普通に片付ければよいものを、わざと大きな音を立てて失敗を繰り返す・・・。
まあその結果、もっと怒られたものです。
今回、問題になっているのは、もちろん子供ではなく、
立派な大人の話ですが。
無能の武器化というワードについては、
秀逸なネーミングと感じます。
SNSで登場・反響があったのは、2023年頃のようです。
例:洗濯物を干すのがイヤ → 失敗すればいいんだ!

Xのポスト自体はすでに削除されていますが、
夫に洗濯物を干してもらったところ、
とても乾きそうにない形で干していた、
というポストが反響を呼んでいました。

~これは、古くからある問題を表現した新しい言葉~
~洗濯したくないし、こうすればもう二度と頼まないでしょう~
引用元:「無能を武器」にして家事をやらない。そんなパートナーへの不満が爆発「食器をしまう場所はわからないと言うのに…」 | ハフポスト WORLD (huffingtonpost.jp)

「自分にやらせれば、こんな良くない結果になるでしょ。だから、私はやりません。」
というのが込められたメッセージのようです。
引用記事には洗濯、皿洗い、掃除、と日々の家事について、
いかに自分が無能であるかをアピールし、
妻に押し付けようとする夫の姿が紹介されています。
世帯によっては男女が逆ということもあるでしょうし、
同居の兄弟姉妹、ルームメイトでも起こりうることです。
職場でも、家庭でも、社会のどこででも。

筆者の職場でも、同様のケースが起きています。
おそらくほとんどの職場に似たような話が転がっているのだろうと思います。
引用記事にあるXのポストにも、
「これ、どうすればいいんだ?」
と、途方に暮れる声がありました。
~わざと間違った方法でやって、「頼んだ私が間違いだった」って思わせて家事を免除させる~
家事の場合でも、毎日の生活に直結する大問題ですが、
職場の例を考えても、やはり頭の痛い話です。
「できない」とはいっても、誰かがやらなければならない。真面目な人が、割を食う。

「私、できません」
といって仕事を投げ捨てるのは当然、責任感がないタイプの人間です。
会社のことも、お客のことも、尻ぬぐいする誰かのことも、考えていません。
しかし彼らが投げ出したタスクは、誰かがやらなければなりません。
しかも今回の問題でいえば、
無能な人に任せれば問題が生じる
↓
ヤツには任せられない。自分がやる
という構図なので、自分から買って出たような形にも見えます。
その結果、無能アピールをした人間からは次々と仕事がなくなり、
会社のため、お客のため、仕事の質を考えた人間には次々と仕事が増えていきます。
サボった者勝ちの現状。解決策はあるのか?

→上記引用記事から引用
うちの会社では「無能最強」になっちゃってて
出来る人には仕事が積み上げられ、
綱渡りをさせられてミスると評価は下がる
「無能ポジション」の人は何して8時間過ごしてるか謎な程で、
ミスるような仕事与えないので評価下がらない
~引用ここまで~
まあ、ひどい話です。

現在、自民党総裁選の話題が出ている中で、
小泉進次郎氏の発言が炎上しています。
「解雇規制についての見直し」
発言がそのひとつです。
個人的に彼の論調には慎重さが感じられず、
彼に任せて推進するのは避けるべきだと考えています。

しかし、今回話題に上っている、
組織を食いつぶすような害のある存在については、
排除もしくは影響の緩和を考える必要があるとも思います。
「サボった者勝ち」
「真面目な人間がバカを見る」
という状況では、組織に必要な人材の意欲が削がれ、
退職・転職に繋がる場合もありえます。

現在の日本が豊かな国でなくなったのが、彼らのせいとは思いません。
しかしこのまま放置すれば、彼らは弱体化の一因となりえるのではないでしょうか。
筆者の身の回りでは、効果があるかどうかはわかりませんが、
糾弾と現状の共有だけは、細々と続けています。
多少なりとも、変化があることを願うばかりです。
それではまた次回。
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