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カスハラ?聞きなれないけどそれってなにハラ?

「カスタマーハラスメント」とは、「お客の立場からのいやがらせ」

こんにちは。

ニュースやSNSを見ていると、たくさんの

「~ハラ」という言葉を見かけるようになりましたね。

パワハラ、セクハラ、モラハラ、アルハラ・・・、ほかにも、いっぱい。

近年、よく見かけるようになったのが「カスハラ」で、

「カスタマーハラスメント」

の略です。

顧客の立場から、企業などへのハラスメント(いやがらせ)

ということですね。

「フルネーム」を知られただけで・・・?怖いネット社会の闇。

カスハラから職員守る 京都市職員の名札がフルネーム→名字に(産経新聞) - Yahoo!ニュース

引用元:Yahoo!ニュース

このニュースでは、京都市職員が名札からフルネームを知られて、

ネット上で個人を特定したうえでの誹謗中傷を受ける、という事態に発展。

たしかに、

  • 京都市内の
  • 役所の〇〇課に勤務している
  • ~歳くらいの男性で
  • 名前は〇野×男さん

ということまでわかれば、

わりと簡単に、SNSで相手を見つけられそうな気がします。

便利な時代になったものですが、怖い時代でもありますね。

広がるカスハラから、身を守る方法は?

お客様は神様?

カスハラが悪質なのは、「お客様」の立場から

相手を攻撃するところでしょう。

「仕事だから」

「お客様だから」

と、強く出られない人が多いのではないでしょうか。

上の京都市とよく似た事例もあり、職員を守るために

同様の対策をとるところが増えてきています。

・鹿児島県の事例

増える「名札は名字だけ」 親しみやすさよりカスハラ対策…職員の要望に応えフルネームから移行相次ぐ 県内自治体(南日本新聞) - Yahoo!ニュース

引用元:Yahoo!ニュース

・東海3県の事例

フルネームやめます カスハラ対策で市役所職員の名札を「名字だけ」東海3県の自治体で広がる(メ〜テレ(名古屋テレビ)) - Yahoo!ニュース

引用元:Yahoo!ニュース

ハラスメントはなくならない?

顧客という優位な立場から他者を攻撃する姿は、

多くの場合、見ていて気持ちのよいものではありません。

とくに匿名のネット上では、エスカレートする傾向があるようです。

カスハラに限らず、自分が攻撃しなくても、攻撃してくる人はいます。

しかし、自分が攻撃したことで生まれる反撃は、

少なくともなくなるはずです。

各種ハラスメントが大きな社会問題となった今、

法的な整備もゆっくりと進むでしょう。

まずは自分自身が加害者にならないよう、心がけたいと思います。

それではまた次回。

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