~最高裁判所の決定により、偽情報の対策としてXのサービス停止やアクセスが一部で遮断~
~サービス停止などを決定したデモラエス判事を「独裁者」と呼ぶなど、批判する声~
引用元:テレ東BIZ - YouTube
こんにちは。
ブラジルで、大規模デモが行われています。
世界的に利用されているSNS、
「X」
のサービス停止、利用制限のためです。
Xユーザーが多い日本にとっても、気になる内容です。
今回はブラジルでのXにまつわる騒動を見てみましょう。
ボルソナロ前大統領からの呼びかけで集会。独裁・検閲と主張。

~「モラエス判事はXを利用する人に1日あたり5万レアル(約130万円)の罰金を科しました。とても不当だと思います」~
~「ブラジルが行っていることは残念です。100%政治的な理由のブロックです」~
ブラジルでは、Xの支持層は保守層に多いとのことです。
そうなると、特定の言論を抑える意図も疑われます。
が、逆に特定の層のアクションが先で、
Xの停止はそのリアクションという可能性もありえます。

~「この国で起きている狂気に抗議したい。私たちは検閲にさらされている」~
強権を発動した判事に対し、独裁者という声も上がっています。
しかし現在のところ、前後の確認も十分でなく、
判断は難しそうです。
一方で先年、クーデターも疑われるボルソナロ前大統領。支持者の暴走か?
↓↓↓この引用動画は、2月26日のデモに関するものです。9月のものではありません。
~2023年1月にルラ大統領が就任して間もなくボルソナロ氏の支持者が連邦議会などを襲撃し、2,000人以上が逮捕されていて、デモに参加したボルソナロ氏は恩赦を要求~
引用元:ブラジル前大統領支持者ら数千人がデモ 23年議会襲撃は「クーデターではない」(2024年2月26日) (youtube.com)
2023年の連邦議会襲撃、2024年2月の大規模デモなど、
ボルソナロ前大統領の過激な支持者には大きな動きが見られます。

きっかけはどうあれ、こうした前段階を無視することはできません。
これからの展開も気になります。
外務省から注意喚起も。ブラジル渡航予定のある方は用心を。

かなり大規模なデモとなったため、外務省からも注意喚起が出ています。
集会場所はサンパウロ市パウリスタ大通りとなっています。
外務省 海外安全ホームページより。渡航を回避できない場合は予め場所の確認を。


~報道等により最新の情報の入手に努め、集会・デモが行われている場所には近づかないでください。~
引用元:外務省 海外安全ホームページ|(注意喚起)ボルソナーロ前大統領による集会の呼びかけについて (mofa.go.jp)
○ 現地報道によると、ボルソナーロ前大統領が、ブラジルの独立記念日である9月7日(土)の14時から、サンパウロ市パウリスタ大通りで集会を呼びかけています。
〇 同集会は、パウリスタ大通りのMASP(サンパウロ美術館)付近を中心に実施される可能性があります。現時点で参加人数や規模等は判明していませんが、集会が予想以上に大規模となったり、群衆が過激化することで不測の事態が発生することもありますので十分注意してください。
〇 報道等により最新の情報の入手に努め、集会・デモが行われている場所には近づかないでください。外出の必要がある場合には、周囲の状況に十分注意し、必要に応じて迂回するなどの対策をとってください。また、集会・デモに遭遇した場合は速やかにその場を離れてください。
日本では、ここまで極端な事例はないものの、SNSに大きな課題があるのは同様。

日本では、今回のブラジルのような、
「一歩間違えればクーデター」
などという過激な集会は起こっていません。
そもそも火種となったような強権的な抑圧も起きていません。
しかし、日本の場合はあまりにも自由すぎることが、
問題になっています。
- 匿名での誹謗中傷
- バカッターに代表される歪んだ承認欲求の発露
- 赤の他人同然の相手に向かう攻撃性
- 取り締まりの脆弱さ
- 詐欺ほか犯罪との親和性の高さ

日本社会は、個人の権利を尊重しようとするあまり、
腫れ物に触るような過度な慎重さを脱却できていません。
被害者よりも加害者が尊重されているかに見える例すら存在します。
抱えている問題の性格もあらわれ方もまるで違いますが、
我々にとっても他人事ではないSNS問題、
他国でどのような議論がなされ、どう決着を見るのか。
参考にしたい事例です。
それではまた次回。