引用元:葬送のフリーレン展
2024年5月21日、台湾のMRT(地下鉄)内で
男が刃物を持って暴れ始めた事件がありました。
車内に乗り合わせていた一般男性が犯人を取り押さえ、
事件後のインタビューで
「勇者ヒンメルならそうした」
と答え、大きな話題になっています。
今回は、まれに現実に使われることもある、
フィクションのセリフたちを見てみましょう。
負傷しながらの英雄的行動は「まさに勇者」。賞賛の声多数。
引用元:NOWnews 葬送のフリーレン
動画の男性が、今回の勇者です。
長髪メガネと、一般的にオタクと呼ばれそうな風貌ではありますが、
刃物を持った男性を取り押さえるなど、
普通はできるものではありません。
勇敢ではありますが危険な行動でもあり、
警察に任せるべきだ、という声もあります。
しかし彼の行動がなければ多くの犠牲者が出ていた、
という可能性を思えば、やはり賞賛の思いが先に立ちます。
「ヒンメルならそうした」 台湾で通り魔取り押さえた勇者のインタビューのコメントが話題 『葬送のフリーレン』公式も「勇者ヒンメルならそうした時」の画像を投稿(ねとらぼ) - Yahoo!ニュース
引用元:Yahoo!ニュース

この事件を受けて日本でも、
Xでのトレンドに「ヒンメル」がトレンド入りしました。
今回の彼のことば、
「勇者ヒンメルならそうした」
は、物語が人に影響を及ぼした、という可能性もありますが、
実際には行動後に、いわば「後付けの理由」として、
彼が言語化したのではないかな、と思っています。
原作ファンでもある筆者としては、
前者だとしたら素晴らしいと思いますし、
後者だとしても、洒脱な表現のできる人だな、と感じます。
まあ本人ではないので、想像の域を出ませんが。
時おり現実に現れるフィクションのセリフたち

「前の車、追って!」な雰囲気。
さて、台湾でのインタビューはとても衝撃的でした。
アニメや映画のセリフが、日常生活に現れることも、
時にはあるようですね。
今回の事件のような緊迫したシーンではありませんが、
実例をいくつか見てみましょう。
リアルで遭遇した「漫画みたいなセリフ」のインパクトに笑った 7選 | 笑うメディア クレイジー (curazy.com)
引用元:笑うメディアクレイジー
以下は、上の引用記事(笑うメディアクレイジーさん)からの抜粋です。
興味をひかれた方は、元記事をお勧めします。
たしかに、なにやら聞いたことがあるような、ないような。
現実に使用された場面を思うと、笑いを誘われますね。
まあ現実には現れない(?)フィクションのセリフたち

よく似ていますが、こちらはまず、
使われそうにない(?)セリフたちです。
境界線はあいまいな感じもしますが・・・。
引用元:ガジェット通信
以下は、上の引用記事(ガジェット通信さん)からの抜粋です。
興味をひかれた方は、元記事をお勧めします。
7. まさか、あの人の身に何か? 何もなければいいけど……
個人的には大好きです。このフラグ感。
16. あぁ、あいつ? ○○だよ! 成績は学年トップで、
運動抜群で、あのルックスだろ?
モデルにスカウトされたこともあるらしいぜ
もう、最高ですね。誰に説明してるんだ?と聞きたくなります。

台湾の勇者をはじめとして、
フィクションと現実の間を行ったり来たりする
言葉たちをいくつか見てみました。
印象に残る言葉というのは、
「いつか言ってやろう」
と準備しておくものでもないとは思いますが、
言ってみたくはありますね。
それではまた次回。