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退職代行を使うとどうなるのか。その後の人生への影響とは

こんにちは。

退職代行サービスが話題になっています。

世に登場してからはもう数年たちますが、

2024年4月には早くも賑わっているようで、

前年と比較にならないペースで利用されています。

なぜ、退職代行サービスが使われるのか?

利用して辞めたら、悪い影響があるのか?

今回は、退職代行を使ったらどういう影響があるのか、を

見てみましょう。

結論:ほとんどのケースではその後に悪影響はない。

代行を使って辞めたら、あとで困ったことになる?

「辞めたあとで、転職に問題は発生しない?」

「話がこじれて長期化したりは?」

退職というのは大きな決断ですから、

色々な不安が出てくるのも当然です。

退職代行を利用したその後はどうなる?転職活動への影響や依頼後の手続きを解説|ベンナビ労働問題(旧:労働問題弁護士ナビ) (roudou-pro.com)

引用元:ベンナビ労働問題

引用サイトにあるように、

弁護士への相談はするべきです。

多くの場所で語られていますが、

そもそも「退職代行」そのものが、

弁護士以外が行うべきでない内容です。

多くの場合、大きなトラブルにならないとはいえ、

複雑な法律が絡む問題です。

素人判断はおすすめできません。

なぜ退職代行サービスが流行るのか?自分で辞めることとの違い。

そもそも、なぜこのサービスを利用するのか?というのが、

最初に出てくる疑問のひとつです。

当然、サービスには利用料金が発生し、

1件3万円~5万円ほどを支払うことになります。

つまり、

「お金を払ってでも退職したい」

状況に追い込まれている、というのが一番の理由です。

辞めさせてもらえない?退職の意思を無視する会社も。

「辞めさせてもらえない…」代行に頼る退職届◆ニーズの裏でトラブルも【時事ドットコム取材班】:時事ドットコム (jiji.com)

引用元:JIJI.COM

上の引用記事にある案件では、

精神的に追い込まれてしまい、

仕事を続けるどころか、

生命までおびやかされる事態に陥っています。

退職届、ビリビリに破る上司 受け取ってくれないとき、どう辞める? - 弁護士ドットコム (bengo4.com)

引用元:弁護士ドットコムニュース

この記事にあるように、

「退職届を破り捨てられる」

などという案件も、決して少なくないとのこと。

退職代行業者に聞いた『退職代行を使われた本当にあったヤバい会社』 | Alblog (alba-tross.jp)

引用元:Alblog

「自分で言えばタダなのに」

「その程度のこと、自分でやれよ」

という考えもわかりますが、

相手によっては難しそうですね。

労働者側に問題がある場合も。「バイトのバックレ」感覚はNG。

「自分で言わなくていい」

というメリットがあり、退職のハードルを

下げてくれる退職代行ですが、

だからといって気軽にホイホイ使うものではありません。

LINEのブロックのようなイメージで

簡単に使って、「逃げグセ」がついてしまえば、

人生に大きな傷がついてしまいます。

気軽に「退職代行を使う人」が知らない残酷な現実 「便利」「ずるい」でなく、気になるのは「危うさ」 | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン (toyokeizai.net)

引用元:東洋経済オンライン

会社側に大きな問題があるなら、

代行サービスの使用後もこじれにくいでしょうが、

サービス利用者側の身勝手なふるまいは、

のちのちトラブルに発展する可能性も。

やむを得ない事情があるならともかく、

大した理由もなく第三者から退職の意思を伝達、

というのは、会社側にとって迷惑でしかありません。

退職して、それから?必要なら使ってみるのも一手。

会社側には悪印象が強く、

労働者側からも賛否両論ある退職代行。

とはいえ、ここまで話題になるのも、

多くの需要があることの証明です。

その需要の裏には、

多くの労働者の悲鳴があります。

前を向くためには、

目の前の障害物は排除しなければなりません。

漫画の道具のような

「リセットスイッチ」

扱いは困りますが、

「八方ふさがりを打開する逃げ道」

としては選択肢に入れておくべきではないでしょうか。

それではまた次回。

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