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東京都、カスハラ防止条例案を提出へ。全国初の試みで流れが変わる?

今や全国的な課題となっている現状を打開したい。

こんにちは。

ますます深刻になっている「カスハラ」問題。

今ではネットニュースなどでも日常的に紹介されています。

ここでも紹介したことがあるカスハラ、

東京都が防止条例案の提出に向けて動き始めました。

全国初となる条例案は、期待できるものになるのでしょうか?

誰に対して、どんな行為に適用されるのか。

都の条例案では、対象について

一般企業、公的機関を問わず、としているようです。

仕事上での取引先、議員センセイ、といった

面と向かって反発しにくい相手に対して、

一定の抑制効果を期待したいですね。

取引先や議員の迷惑行為も「カスハラ」です 東京都 防止条例づくりに向け意見交換 店と客の間だけじゃない:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)

引用元:東京新聞 TOKYO Web

罰則は設けない方針。実効性はあるのか。

さて、「何人もカスハラをしてはならない」と、

あらゆる間柄でのカスハラ行為を禁じた一方で、

罰則は設けない、とのこと。

となると実効性にも疑問が生じますが、

  • 線引きが困難であること
  • 濫用・誤用の防止

などをはじめとして、慎重に進めるべき理由も多々あります。

東京都、カスタマーハラスメント防止条例へ具体案 官民問わず対策 - 日本経済新聞 (nikkei.com)

引用元:日本経済新聞

「カスハラは何人もしてはならない」あらゆる職場や間柄で禁止…東京都が今秋にも条例化へ(読売新聞) - goo ニュース

引用元:gooニュース

先陣を切る意味で、意義ある一歩にしたい。

小池百合子知事は

「様々な現場のカスハラに効力を発揮する、

都独自の条例をスピード感を持って前に進めていきたい」

と話しており、

都は2024年度内の都議会への条例案提出を目指しています。

東京都 全国初の「カスハラ」防止条例案提出へ(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

引用元:Yahoo!ニュース

カスハラによる精神疾患を生じ、

日常生活に困難を生じた案件も報じられています。

場合によっては退職に追い込まれたり、

生命を脅かされるケースもあり、

もはや看過できない社会現象となってしまいました。

そんな中、ようやく公に抑制の動きが。

全国的な広がりへの第一歩となってほしいですね。

それではまた次回。

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