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2024年夏 新紙幣が20年ぶりに発行。気をつけたいことは?

新紙幣発行は2004年以来。2024年7月3日予定。

こんにちは。

20年ぶりに、新しい日本の紙幣が発行されますね。

国立印刷局のHPでは、発行カウントダウンもスタートして、

「あと46日」

の文字が躍っています。

今回の券種・肖像画は?

2024年7月の改刷券種・肖像画の人物は

  • 一万円札 渋沢栄一 実業家
  • 五千円札 津田梅子 女子教育家
  • 千円札 北里柴三郎 微生物学者・教育家

の3種・3名となっています。

詳しくはコチラ↓↓↓

国立印刷局ホームページ (npb.go.jp)

引用元:国立印刷局

新紙幣を発行する狙いは大きく2つ。それ以外にも効果が。

前回の紙幣改刷は2004年。

その前は1984年と、約20年に一度、紙幣のデザインは一新されています。

1.偽造防止強化

その最大の狙いは、偽造防止です。

最新の技術を用いて、より偽造が難しい紙幣に入れ替えていきます。

2.ユニバーサルデザイン導入

次に、ユニバーサルデザイン(年齢や性別、状況などに左右されず、誰でも使いやすいデザイン)の導入です。

これは、見た目ももちろんですが、

例えば目の不自由な人でも紙幣(実は硬貨も)に触れることで

お金の種類を識別できる工夫がなされています。すごいですね。

・最先端印刷技術の次世代への継承

紙幣の印刷には、当時の印刷技術の最先端が使用されます。

と同時に、そこには「職人的技術」の粋も込められているそうです。

次の世代にきちんと継承するためには、20年に一度くらいの刷新が必要です。

なぜ紙幣や貨幣のデザインを変えるのですか : 財務省 (mof.go.jp)

引用元:財務省

・キャッシュレス決済の促進

新しい紙幣が導入されれば、当然、新紙幣に対応した機械も必要になります。

その導入にも費用がかかりますので、

「キャッシュレスのみ」の機械を導入する判断もありえます。

また、現金決済の減少は、人件費のカットにもつながります。

・タンス預金のあぶり出し(?)

よく言われる内容で、一定の効果はあると思います。。

「旧札を新札に交換しよう」と、家に置いてあるお金が出てくるわけです。

ただ、旧紙幣も引き続き使えるので、決定的なものにはならないと感じています。

ただ、タンス預金にはメリット・デメリット両方あるので、注意が必要です。

2024年の新札発行で「200万円」のタンス預金が全て旧札になります。紙幣交換をしたら税務署に目をつけられるでしょうか?(ファイナンシャルフィールド) - Yahoo!ニュース

引用元:Yahoo!ニュース

新紙幣発行に際して注意したいのは?まずは[詐欺]に警戒!

詐欺にご用心!あの手この手が日々、生み出されています。

「古いお札は使えなくなるよ」

なんていうデマが流されたり、

「持ってる古いお札、振り込んでくれたら新しいのに交換するよ」

なんてウソが横行したり。

財務省からも警戒を呼び掛けています。

報道発表 : 財務省 (mof.go.jp)

引用元:財務省

日銀が注意喚起。新紙幣への「単純交換」には対応しません!

ただただ、「新しいのと交換して」というだけでは、

本支店の窓口では対応しない、と日銀が注意喚起しています。

以下の記事にもありますが、わざと汚したり破いたりして、

「交換してください」・・・なんてことをすると、

罰せられたりもするので、ご注意を。

日銀、現紙幣から新紙幣の単純交換には応じず HPで注意喚起(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

引用元:Yahoo!ニュース

そのまま持っていても使えるお金なので、

そもそも慌てて交換する必要もありません

まずは詐欺にだけ、アンテナを立てておきましょう。

それではまた次回。

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