こんにちは。
全世界で好評を博した人気アニメ、
「葬送のフリーレン」
の2期制作が発表されました。
初回から金曜ロードショー枠での放送と力の入った展開で、
最後まで高評価のなか、1期終了を迎えています。
今回は、アニメ「葬送のフリーレン」第2期放送決定
のニュースについて見てみましょう。
人間を知る旅、再開。ファンに評価の高い黄金郷編まで放送できる?
本作は、勇者一行が魔王を倒した後を描く、いわゆるアフターストーリーです。
本来、一番の盛り上がりとなるはずの部分は最初から終了しており、
「エピローグから始まる物語」
という個性的な構成です。
主人公のフリーレンは長命のエルフで、千年を超えて長い人生を生きるため、
人間との数十年程度の関わりは、彼女にとっては短い、一瞬の出来事です。
しかしそんな彼女にとっても、大切な仲間と過ごした
「たった10年」
が、特別な時間であったことを、別れを迎えて初めて思い知らされます。
大切な相手、大切な時間。
失ってしまう時まで、それらに気付くことができなかった後悔を抱いて、
彼女は人間を知るために、もう一度旅に出ます。
ファン待望の2期。1期の高評価から、高まる期待の声。
アニメ第一期では、
「一級魔法使い試験編」までが描かれました。
本作は、とくに原作において、
必ずしも戦闘シーンがメインではありません。
どちらかというと動きの少ない絵で、
人間心理の機微を中心に描かれている作品といえます。
~”また会った時に恥ずかしいからね”~
~会場を訪れたファンからは大きな拍手が起こりました~
引用元:種﨑敦美、『葬送のフリーレン』2期決定に歓喜 跳びはねながら「“また”がきたぜ!」(日テレNEWS NNN) - Yahoo!ニュース
アニオリ含む原作補完も高評価。作品を別次元に押し上げた戦闘描写。
しかしアニメでの戦闘シーンには、かなりの熱量が込められていました。
複数同時展開のバトルを絶妙なカメラワークで表現、
原作絵では淡泊に思えたひとコマも、1秒で躍動感ある動きに昇華。
バトルに関しては、アニメでの補完が印象を大きく変化させ、
多くの視聴者が感銘を受けました。
日常回では派手な動きが少ない作品ですが、
試験編では多くの魔法使いと彼らの魔法が表現され、
躍動感のあるシーンが多数描かれました。
ひとつの山場を越えた物語は静かなフェイズを迎えます。
激しい動きのあった試験編を経て、日常回から美しい黄金郷編へ。2クール一挙放送?
原作ファンから高い評価を受けている黄金卿編、
筆者も楽しみにしていますが、原作単行本から判断すると、
1クールでは届かないと思われます。
2クール放送ならすっぽり描けそうですが、
抒情的な名シーンが印象に残っているエピソードですので、
尺に縛られて駆け足になるような事態は避けて頂きたいところです。
アニメ1期を通して作り手の愛情も感じられる作品ですので、
不安よりも期待が高まります。
24年8月にはフランメ役声優、田中敦子さんの訃報。各界から悲しみの声。
今年8月には、残念なニュースもありました。
フリーレンの師匠役、大魔法使いフランメを担当した
声優・田中敦子さんの訃報です。
落ち着いたなかにも揺るがぬ信念、
優しさと力強さの同居した、見事な演技をされていただけに、
とても残念です。
9月末時点で、代役は未定。続報が待たれます。
現時点で、田中さんの後任は発表されていません。
フランメは、ヒンメルたち勇者一行同様、
主人公のフリーレンに大きな影響を与えた人物です。
田中さんのイメージがとても評価されているだけに、
後任の方には重圧もあることでしょうが、
よい人選を期待します。
~声優の田中敦子さんが8月20日に亡くなったことをうけて、声優界から悲しみの声が寄せられている~
~さらに井上和彦、山口勝平、梶裕貴、朴璐美、古川登志夫、斎賀みつき、緒方恵美、置鮎龍太郎ら
多くの声優陣がXでコメントを寄せている~
引用元:田中敦子さん死去に声優界や各作品から追悼コメント続々 「攻殻」山寺宏一は「あっちゃん。ありがとう」 : 映画ニュース - 映画.com (eiga.com)
放送は2025年中以降?1期同様、完成度の高い作品を期待。
放送時期は、25年の夏~秋ごろでしょうか。
楽しみがひとつ増えました。
原作を読み返しながら、気長に待ちましょう。
それではまた次回。
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