人手不足解消にひと役?どちら側にも需要がある働き方のカタチ。
こんにちは。
どの業界でも、人手不足が問題に悩まされています。
本当に、日本人の労働環境、経済的環境は、激変してしまいました。
上がり続ける物価、上がらない給料。
やっと昇給と思えば、社会保険料でチャラ、あるいはマイナス。
それでも、働かなければなりません。
今回は、手軽さから利用しやすいものの、
いいことばかりではない、
そんな単発ワークについて見てみましょう。
40代、50代でもすぐ。支払いも即日からで、スタートまでのハードルは低いけれど。
劣悪な労働環境で働き続けるより、転職・独立に飛び込んでみたい。
そんな思いは、多くの方が抱いたことがあるでしょう。
また、企業の倒産などやむを得ない状況で
単発の労働に従事する方もいます。
~スポットワークとは短時間、単発で働く働き方で、「スキマバイト」とも呼ばれます~
引用記事にありますが、
似たような単発ワークといっても、
雇用形態や決まりごとにはさまざまな違いがあります。
中には何らかのトラブルが発生したときに、
初めて浮き彫りになってくるような問題もあるので、
始める前に、きっちり確認しておきたいですね。
正規雇用とは、やはり違う。きっちり守られているわけではない。
企業や現場によりますが、
働き始めるまでのハードルが低いのが大きなメリットです。
面接も簡易、履歴書が不要な例もあるといいます。
ただし、肝心の仕事内容に関わる部分でも、アバウトな部分が多いようです。
~今日はバイトが足りているから帰っていいよ~
~ウチで雇ったバイトじゃないから労災なんてあるわけない~
引用元:28歳「貯金ゼロ」の男性が青ざめた…「スポットワーク」で居酒屋バイトを始めるも「まさかのトラブル」が発生(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
この引用記事では、象徴的な事例が紹介されています。
店舗勤務中に転倒、ケガをした場合に、労災が適用できない?
この事例では、実は適用できると判断されてはいますが、
店舗側の人間は、そんなものあるわけがない、と一蹴しています。
安定性に欠ける労働のカタチであることを理解し、
正しく知識武装しておく必要がありそうですね。
雇う側、雇われる側、双方にメリット・デメリットが。うまく使いたいシステム。
うまく利用できれば、雇用側は
- 人手不足の解消
- 人件費の削減
をはじめとして、様々な恩恵を得られます。
また労働者側も、
- 勤務開始までのハードルが低い
- 次のレギュラーワークまでのつなぎに最適
など、メリットが多数あります。
しかし・・・
労働者側にも、クオリティのバラつき。「ハズレを引く」のはお互い様?
「こいつ、働く気あるのか・・・」
「なに、この店?」
労使どちらにも、不満のある現実は存在するようです。
~「雇用関係がないこと」や「拘束時間の決まりがないこと」~
著しく生産性の低い労働者というのは一定数いるもので、
ハズレを引いた、といえるものでしょう。
勤務先も同様で、大丈夫かと聞きたくなるような職場も存在します。
いずれにせよ、あまりにひどい場合には、
速やかに縁を切りたいもの。
その意味では、正規雇用と違って互いにやりやすい、
これもメリットのひとつではあるでしょう。
単発の仕事というものは、一般的にはつなぎに使用するものですが、
人によっては一定期間利用することもあります。
労働者側は心身を病まないように、
企業側はサービスの質を損なわないように、
うまく見極めて使っていきたいものですね。
それではまた次回。
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