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スキマバイト、スポットワーク、ギグワーク。実態は?

人手不足解消にひと役?どちら側にも需要がある働き方のカタチ。

こんにちは。

どの業界でも、人手不足が問題に悩まされています。

本当に、日本人の労働環境、経済的環境は、激変してしまいました。

上がり続ける物価、上がらない給料。

やっと昇給と思えば、社会保険料でチャラ、あるいはマイナス。

それでも、働かなければなりません。

今回は、手軽さから利用しやすいものの、

いいことばかりではない、

そんな単発ワークについて見てみましょう。

40代、50代でもすぐ。支払いも即日からで、スタートまでのハードルは低いけれど。

劣悪な労働環境で働き続けるより、転職・独立に飛び込んでみたい。

そんな思いは、多くの方が抱いたことがあるでしょう。

また、企業の倒産などやむを得ない状況で

単発の労働に従事する方もいます。

~スポットワークとは短時間、単発で働く働き方で、「スキマバイト」とも呼ばれます~

引用元:「スポットワーク」が2200万人規模に急拡大…タイミーが開拓しメルカリも参入、スキマ時間の労働力が争奪戦に 【やさしく解説】スポットワークとは? (1/4) | JBpress (ジェイビープレス) (ismedia.jp)

引用記事にありますが、

似たような単発ワークといっても、

雇用形態や決まりごとにはさまざまな違いがあります。

中には何らかのトラブルが発生したときに

初めて浮き彫りになってくるような問題もあるので、

始める前に、きっちり確認しておきたいですね。

正規雇用とは、やはり違う。きっちり守られているわけではない。

企業や現場によりますが、

働き始めるまでのハードルが低いのが大きなメリットです。

面接も簡易、履歴書が不要な例もあるといいます。

ただし、肝心の仕事内容に関わる部分でも、アバウトな部分が多いようです。

~今日はバイトが足りているから帰っていいよ~

~ウチで雇ったバイトじゃないから労災なんてあるわけない~

引用元:28歳「貯金ゼロ」の男性が青ざめた…「スポットワーク」で居酒屋バイトを始めるも「まさかのトラブル」が発生(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

この引用記事では、象徴的な事例が紹介されています。

店舗勤務中に転倒、ケガをした場合に、労災が適用できない?

この事例では、実は適用できると判断されてはいますが、

店舗側の人間は、そんなものあるわけがない、と一蹴しています。

安定性に欠ける労働のカタチであることを理解し、

正しく知識武装しておく必要がありそうですね。

雇う側、雇われる側、双方にメリット・デメリットが。うまく使いたいシステム。

うまく利用できれば、雇用側は

  • 人手不足の解消
  • 人件費の削減

をはじめとして、様々な恩恵を得られます。

また労働者側も、

  • 勤務開始までのハードルが低い
  • 次のレギュラーワークまでのつなぎに最適

など、メリットが多数あります。

しかし・・・

労働者側にも、クオリティのバラつき。「ハズレを引く」のはお互い様?

「こいつ、働く気あるのか・・・」

「なに、この店?」

労使どちらにも、不満のある現実は存在するようです。

「雇用関係がないこと」や「拘束時間の決まりがないこと」

引用元:ギグワークとは?意味や企業が知っておくべき活用メリットを解説 (neo-career.co.jp)

著しく生産性の低い労働者というのは一定数いるもので、

ハズレを引いた、といえるものでしょう。

勤務先も同様で、大丈夫かと聞きたくなるような職場も存在します。

いずれにせよ、あまりにひどい場合には、

速やかに縁を切りたいもの。

その意味では、正規雇用と違って互いにやりやすい、

これもメリットのひとつではあるでしょう。

単発の仕事というものは、一般的にはつなぎに使用するものですが、

人によっては一定期間利用することもあります。

労働者側は心身を病まないように、

企業側はサービスの質を損なわないように、

うまく見極めて使っていきたいものですね。

それではまた次回。

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