
こんにちは。
転職業界が、賑わっているようですね。
終身雇用や年功序列など、古くからの慣習が崩れ、
国までもが資産運用でカネを増やせという時代。
「このままではいけない」
「このままでいいのか」
という不安は当然のものです。
現状維持には不満があり、
思い切った行動には不安がある。
我々は、どっちへ進めばいいのでしょうか?
最後の答えは自分で出すしかありませんが、
今回は50代転職のひとかけらを見てみましょう。
50代転職、「選り好みしなければ仕事はある」「成功例もある」

~最後は基本給だけになって、事実上のクビ宣告をされました~
~あえて他人が嫌がる仕事から優先してチェックしていましたね~
引用元:「事実上のクビ宣告」をされた年収250万円の51歳が、転職で年収200万円の大幅増できたワケ - ライブドアニュース (livedoor.com)
引用記事に登場する人物は現在55歳、
51歳で建設会社営業に就職し、
その後成績が振るわず、年収250万生活へ。
のちに転職、現在の警備会社で年収450万に。
50代で、200万の年収アップに成功した例です。
キャリアなし、スキルなし。取り柄は健康だけ、とアピール。

営業経験があるのみで、アピールしやすいキャリアやスキルがない状況から、
逆転といえる状況まで持ち込んだのは、見事ですね。
この方の場合は、
- 唯一の条件が自宅の近く
- 人がやりたがらない仕事を優先してピックアップ
- 周囲と比較しない
- 健康だけが取り柄を逆にアピール
といったある種の逆張り戦術が功を奏して、
ひと月ほどで現在の就職を果たすことができたようです。

もちろんこの方、お会いしたことはありませんが、
きっと、誠実な方なのでしょう。
不遇といってよい生活を長く続けて、
親の介護も必要になった状況でも折れず、腐らず、
前を向いて仕事をしてきたのでしょう。
頭が下がります。
おそらくそんな人柄が、人事担当にも届いた結果、
ひとつの成果を得られたことには、
他人事ながら喝采を送りたいと思います。
健康な人生を送って頂きたいですね。
メディアで見られる成功例は、稀少例だからこそ、取り上げられる。

前述の方の例は、見事な成功例のひとつです。
しかし当然ながら、ひとつの成功例の周囲には、
それに数倍、数十倍する失敗例、継続中の苦闘があります。
それらひとつひとつがニュース記事に上がることがないので、
目に見えることはありませんが。
こうした厳しい例は、
「50代転職者数」
「50代転職サイト・エージェント登録者数」
といった形で、数値としてとらえられます。
わかりやすい形で、目に見えることはないのです。
転職サイト、エージェントは前向きな返答をくれることも。しかしその一部は・・・?

~50代、60代はどうなのか? 残念ながら、需要はほとんどと言っていいほどない~
~表立って「50代以上の人はいらない」などとは絶対に言えなくなった~
引用元:有能でも「50歳を過ぎたら」転職できない納得事情 「求人はありません」と断れぬ人材紹介業の都合 | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン (toyokeizai.net)
引用記事には、ストレートな文言が踊っています。
需要はほとんどないが、採用に関わる人間は、そうは言えない。
これは、キツいです。
登録時やエージェントとの面談で、
「いいキャリアですね」
「チャンスはあります」
などと前向きな返答が返ってくる理由が、ここに書かれているのですから。
それでも、やらなければならない。そんなことも、ある。

筆者自身、50代です。
そして、転職について、考えなければならない状況でもあります。
筆者の場合は健康状況と労働環境にミスマッチがあるというのが理由です。
このまま、定年を迎えることはできないでしょう。
とはいえ、ホイホイ次の仕事が見つかるわけもなく。
数年がかりでも、次の仕事は見つけなければなりません。
体が動かなくなる前に。
落としどころを定めて転職活動。ただし、見切り発車だけはNG。

筆者自身、これだけはと決めているのが、次を決めるまでは今の仕事にしがみつく、ということです。
正直、転職活動自体は、現職を辞めてしまった方がやりやすいのです。
日中の活動、連絡もできますから。
しかし、空手になってしまったら、
- 生活が一気に不安定になる
- 不安から、悪条件にも飛びつかざるをえなくなる
- 足元を見られる
- 安定を失う選択に対し、判断力を疑われる
などなど、デメリットが多数あります。
年収のダウン、通勤距離、福利厚生、年間休日・・・
考慮しなければならない要素はたくさんありますが、
全てを抱えてハッピーエンド、というのはあきらめなければなりません。
何を重視して、何を諦めるか。
自分の状況から判断する必要があります。
我慢も決断も必要になりますが、次を決めてから、動きたいですね。
それではまた次回。