
こんにちは。
筆者は中古書店にはかなりお世話になっています。
最近はやや頻度が減っていますが、
もともとクレカを作らない現金派だったので、
通販が面倒という理由だけで、足しげく通ったものです。
そんな中古書店もずいぶん減ってしまって・・・。
今回は中古書店大手ブックオフの閉店について見てみましょう。
都心部で3店舗が一気に閉店。利用者からは「残念」の声。


今回の件を待つまでもなく、書店そのものが減少の一途をたどっています。
本好きには残念な時代ですが、
ブックオフといえば中古書店としては大手で、
多くの人の生活圏内に多数の店舗を構えています。
そんなビッグネームに訪れた変化の波は、利用者に衝撃を与えています。
業績は絶好調。なのになぜ?

閉店ラッシュと聞くと、当然業績悪化が原因か、と考えてしまいますが、
今回のブックオフ閉店の波、どうもそんな感じではなさそうです。
~本などの中古品販売・買取大手、ブックオフがここへきて続々と閉店を発表~
~むしろ、ブックオフの業績は絶好調だ~
引用記事によると、2016年~2018年頃、
収益低迷による閉店ラッシュに追い込まれた経緯もあるようです。
当時はECなど新しい波に押されて、
十分な対抗策が打ち出せなかったことが原因だったようですが、
今期は「絶好調」。
ではなぜ複数の店舗が閉店の流れになってしまったのでしょうか?
メインの「本」が不振。そもそも紙の新品書籍が売れていなければ、下流はお察し。

皆さんご存じのお話ですが、
そもそも、新品の本が売れていないのです。
新品の販売が振るわなければ、その後の中古市場がどうなるかは、
考えるまでもありません。
電子書籍やネット媒体への移行は、もはや誰の目にも明らかです。
→関連記事:現代の読書離れ。みんな、月に一冊も読まない?
↓↓↓少し古い記事ですが、10年ほど前には、明らかに兆候が出ていました。
※注:当引用記事は2015年3月の記事です
~雑誌がまったく売れない。返品5割がザラになった~
~雑誌はやがて死ぬだろう~
記憶に新しい架空買取事件も影響か

ブックオフといえば、つい最近の架空買取事件が思い起こされます。
もちろん許されることではありませんが、
ここぞとばかりに買取価格が安すぎる、ぼったくりだ、といったコメントが
溢れていたのが印象的でした。
普段たまった鬱憤のはけ口が用意されたように見えました。
引用元:ブックオフで架空買い取りか 複数の店舗で従業員が架空の買い取りなどを行い不正に現金を取得していた疑い|TBS NEWS DIG (youtube.com)
今回の閉店ラッシュに、この事件がどれだけ関わっているかはわかりません。
当事者からの発表では触れられていませんし、
記事内でも推測にとどまっています。
しかしこのタイミング、無関係ではないように思えます。
私たちはいま、紙の時代の終わりに立ち会っているのか。

読書離れ、紙の本離れが進む今、更なる方向転換が要求される?
トレーディングカード、フィギュア、プラモデル。
中古家電に楽器、家具。
いずれももともとは、本屋の商品ではありませんでしたが、
いまでは珍しくもないラインナップとなりました。
大手も含めて業界そのものが、変革を迫られています。
中古本だけでは生き残れない時代を迎えて、
どのように姿を変えていくのでしょうか。
そこそこ本好きな筆者としては、縮小は避けられないにしても、
何らかの形で生き残ってほしいと願います。
それではまた次回。
→関連記事:現代の読書離れ。みんな、月に一冊も読まない?