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「仕事ができない人」の特徴。「あの人」は?「あなた」は?

こんにちは。

デキる人、デキない人。

いろいろな人がいますね。

筆者がこれまで出会った中にも、

「すげーな、この人・・・」

と感心させられた人もいれば、

「ひでーな、この人・・・」

と辟易させられた人もいます。

彼らの仕事ぶりは、何が違うのでしょうか?

デキない人は、もう一生デキない人なのでしょうか?

今回は、仕事ができない人の特徴と、その対策について見てみましょう。

仕事ができない人は、何ができていないのか。

小学生の頃、通信簿に書かれていた内容。大人になっても縁は切れないのね・・・。

~仕事ができない人に共通する特徴や口癖~

引用元:仕事ができない人の特徴とは? 口癖、原因と対策、解雇できる? - カオナビ人事用語集 (kaonavi.jp)

↑↑↑引用記事に詳しく分類されていますが、

抜粋した表を見ただけで、

「ああ、自部署のあの人とか、A部署のあの人とか・・・」

と、思わせられてしまいます。

筆者の主観ではありますが、近しい人物に、

11項目全てが当てはまる逸材(上司)

も存在します。

思わず笑ってしまいました。

~「仕事ができない人」の特徴を紹介した上で、「仕事ができる人」になるための改善ポイントを~

引用元:わたしって「仕事ができない人」?共通する特徴と改善方法|人材派遣会社は【スタッフサービス】 (staffservice.co.jp)

↑↑↑こちらの引用記事にも、同様の内容がリストアップされています。

問題となるポイントは、やはり本質的には同じです。

個人としてではなく、組織としてできていない?日本人の欠点なのか。

筆者の周りでは、上のような困った特徴は

特定の個人に見られるものではありますが、

所属している組織そのものの特徴と感じる部分があります。

とくに目立つのは、

  • 報・連・相ができない
  • 優先順位がつけられない

のふたつです。

ちょっと不思議なくらいですが、

これが苦手なスタッフを集めたのか、といいたくなるほどです。

  1. 電話に出るときに、名乗らない
  2. こちらが聞かないと、期限について言わない
  3. 今日の予定を放置して、来週の予定に必死

↑↑↑毎日のように展開される困りごとは、だいたいこんな感じです。

1,は社員教育の問題かもしれません。筆者は別の会社で学んだことですが。

 ※ちなみに、別の会社でも指導はありませんでしたが。

2.は国語教育の敗北でしょうか。これで何を伝えるつもりなのか・・・。

3.は真面目に仕事をするつもりがあるとは思えません。

なぜ1時間後の来客より、6日後の提出物を優先するのか・・・。

一人や二人ではなく、体感では半数以上が、こんな感じです。

日本人にそういう傾向があらわれ始めているのかと気になって、

こうした現象について検索してみましたが、

幸い(?)多数のヒットはありませんでした。

悪口や陰口、愚痴を繰り返しても解決には至らない。対策はあるのか。

さて、ここまでさんざん自分の職場の悪口メインで書いてきましたが、

当然これでは一歩も前進できません。

実効性のある解決法は、あるのでしょうか?

欠点がわかっているのだから、それを裏返せば解決法は見えてくる・・・はず。

はい、その通りではあります。

上述の引用記事のリストを裏返すなら・・・

  1. やるべきことを先延ばし   → 先延ばししない方法の立案
  2. スケジュール管理が苦手   → 管理ツールの導入・見える化
  3. タスク管理が不得手     → 管理ツールの導入・見える化
  4. 報連相が不足        → 報連相のシステム化
  5. 仕事への理解が不十分    → 勉強会・理解度チェックの場を設ける
  6. オンとオフの切り替えが苦手 → 職場ぐるみでの啓発活動
  7. 主観的           → 相互に主観を提示、すり合わせる訓練を
  8. ネガティブ思考       → ポジティブになれとはいわないが、別の思考法を知る
  9. 消極的で指示待ち      → 次に何が必要か、を考える訓練を
  10. 完璧主義者         → 自分の仕事が完璧でないことに気付く
  11. 整理整頓が苦手       → 職場ぐるみでの啓発活動

まあ深く考えずに字面だけ反転させるなら、こんな感じでしょうか。

しかしこれは、初歩の数学で習った

「マイナスをプラスにするには、マイナスをかければよい」

程度の発想なので、このまま実行できるかといえば、難しい内容です。

こうあっさり解決できるなら、とうにこの種の悩みは消え去っているでしょう。

結局、近道はなし。地道に、泥臭く働きかけるのが解決への道か。

ふたつめの引用記事でも、解決法について触れられています。

  • 分からないことは理解するまで確認する
  • 上司や同僚への報連相を徹底する
  • タスクの優先度をつける
  • 身の回りを整理する
  • 周りを観察する
  • 業務に必要な知識やスキルを付ける
  • 目標を立てる

素直に取り組むことができるなら、解決は簡単にすら思えますが、

大人になると却って難しそうに見えるのが不思議ですね。

どうあれ、

問題点について繰り返し指摘し、理解と軌道修正を進める

ことが唯一の道、ということでしょうか。

自分自身についても、当てはまる問題点があるでしょうし、

それに気づいている内容も、気づいていない内容もあるでしょう。

お互いの業務をスムーズに進めていくために、

至らない部分は修正するよう心掛けたいものです。

それではまた次回。

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