こんにちは。
2024年秋ドラマに、
日曜ドラマ「若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―」
が登場です。
子供の頃、両親が買ってくれた
「世界名作劇場」
的なハードカバーの絵本セットに入っていた作品で、
「巌窟王」
「トム・ソーヤーの冒険」
「宝島」
などと一緒に、楽しんだものです。
思えばあのセットで、いろんな言葉を覚えた記憶が。
そんな名作のひとつ、若草物語が、
現代日本を舞台に登場です。
原作の時代背景は決して明るいものではなく、
現代日本とは文化的にも大きく違うこの作品、
どのように描かれるのでしょうか。
今回は、大胆なテーマ選定が一部で話題の、
若草物語ドラマ化について見てみましょう。
幾度もの映画化、アニメ化を経た名作を、現代日本を舞台にアレンジ。
筆者は絵本で最初に出会った作品ですが、
多くの方が、ハウス食品提供の世界名作劇場で
なじみ深いのではないでしょうか。
ちょうど食事時と重なりやすい時間帯の放送で、
当時その時間帯のチャンネル権は
この番組が大好きだった母親のものだったので、
毎週日曜のごはんのお供でした。
当時、ヒーロー好きの小学生だった筆者には、
あまり楽しめなかったのが本音ですが・・・。
2024年10月6日 22:30~放送開始。「若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―」
令和ニッポンに、彼女たちが生きていたら・・・というのがスタート地点です。
正直、最初にドラマ化の話を聞いた時には、
ちょっとイメージしづらい感じを受けました。
登場人物を取り囲む環境が大きく違うことを受けて、
原作に寄せる部分、大きく変える部分、大胆な匙加減が要求されますね。
登場人物の名前、性格などはイメージしやすい形に。キャストは?
引用元:愛の若草物語 第1話「パパが帰ってきた!!」 (youtube.com)日本アニメーション・シアター
主演・堀田真由 次女:町田 涼(まちだ りょう)役。原作ではジョー(ジョゼフィン・マーチ)。
仁村紗和 長女:町田 恵美(まちだ めぐみ)役。原作ではメグ(マーガレット・マーチ)。
長濱ねる 三女:町田 衿(まちだ えり)役。原作ではベス(エリザベス・マーチ)。
畑芽育 四女:町田 芽(まちだ めい)役。原作ではエイミー(エイミー・マーチ)。
なんとなく名前や性格は原作に寄せてありますね。
南北戦争も含めた時代背景の重さは、令和日本を舞台にどう描かれる?
視聴前の評価は厳しい。背景の違う二つの時代と国に住む彼女たちをどう描く?

~「もしあの四姉妹が令和ニッポンに生きていたら……」という着想から~
引用元:堀田真由が現代版「若草物語」で主演!新日曜ドラマ10月スタート(シネマトゥデイ)のコメント一覧 - Yahoo!ニュース
引用記事には多くのコメントが寄せられていますが、
いまのところ、厳しい意見が多いようです。
- 「四姉妹ものだからといって、若草物語である必要はない」
- 「著作権と原作改変に敏感な時期だから、考慮しなくてよい作品にしたのでは?」
- 「宗教、戦争、差別など、現代日本に置き換えるのは無理がある」
著作権・原作改変問題については大きな事件の爪痕が消えていない時期なので、
どうしても話題に入ってきますね。
その他の意見も決して理不尽なものではない印象で、
順風満帆な船出とはいえないようです。
一方で、「楽しみにしている」
という声ももちろんあるので、
まずは第一回放送待ちですね。
筆者としては、厳しいスタートではあるものの、
上手に舵を取ってくれたらな、と楽しみにしています。
それではまた次回。