
こんにちは。
電動キックボードについて、
日本だけでなく世界でも問題になっています。
小さく軽量、手軽に乗れて、レンタルもある。
時期や国にもよるでしょうが、免許も不要なケースが多い。
高い利便性から、利用人口が爆発的に増加するのもうなずける話です。
しかし利用者の安全に対する意識やモラルなど、
最終的に個々人だのみになる要素も多く、
懸念も表明され、いくつかは現実のものとなってしまっています。
今回は、コンパクト化、シェアリングなど、
まさに現代の横顔を切り取っている電動キックボードについて見てみましょう。
日本での法改正は「ゆるすぎた」?安全性への疑問やまず。

日本では、2023年8月に法改正が実施されています。
→関連記事
電動キックボード、法改正から半年で交通違反7,000件超え。
しかし半年程度で違反件数はうなぎのぼり、
残念ながら利用者の法令に対する理解度・モラルが
地に落ちたレベルであることが露呈しました。
シェア大手LUUPは厳しいルール設定で対処しましたが、
大幅な改善に至ったというニュースはまだ聞こえてきません。

~規制がゆるく、利用者のモラルまかせの部分が大きい~
~ゆるすぎた法改正で、人命が危険にさらされている~
引用元:「誰だよ野放しにしたのは」電動キックボードの事故、25%が「飲酒運転」の衝撃「なぜ免許制にしない?」高まる責任論(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース
調査結果例のひとつ:重大なキックボード人身事故の25%が飲酒運転によるもの。
引用記事にある調査事例です。
そして7月12日、共同通信が警視庁への取材として、
東京都内で1~5月、電動キックボード利用者本人が
もっとも過失の重い第1当事者になった人身事故56件のうち、
25%に当たる14件が「飲酒運転」だったと報じている。

法改正前の事例ですが、命を落とした例も。
7月9日未明、福岡市では電動キックボードを飲酒運転したとして、
19歳の男子大学生が逮捕されている。
呼気からは基準値の3倍を超えるアルコールが検出されたと報道じられた。
また法改正前だが、2022年9月には東京都中央区で、
飲酒直後に電動キックボードを運転した52歳(当時)の男性が転倒、
全国で初めてとなる死亡事故が起きている。
引用記事にあるように、免許制を望む声も多数あります。
一般的に二輪車でよく言われることですが、
「四輪車と違って、運転者が守られていない構造の乗り物」
なので、事故に遭遇してしまった時の被害が大きくなる、という側面があります。
その二輪車と比較しても、電動キックボードはさらにむき出しの状態で、
もはや歩行者が板に乗っているだけ、という外観。
事故の際に受けるダメージは、歩行者と変わりがないでしょう。
各国で姿を消し始めるレンタルキックボード。世界に受け入れられるのか?

引用記事にある通り、
各国で電動キックボードの安全性に疑問が噴出しています。
パリの住民投票については前出の関連記事でも触れていますが、
他国でもおおきな関心事となっています。
~レンタル電動キックボードはマドリードから姿を消す~
~フランスの首都パリでは2023年4月、住民投票で禁止が支持され、8月末に禁止された。~
~オーストラリアのメルボルン市当局は8月、電動キックボードのレンタル禁止に踏み切った。~
引用元:スペイン首都、レンタル電動キックボードの認可取り消し 「市民の安全を保証できない」(CNN.co.jp) - Yahoo!ニュース

今が、判断の時になるでしょう。
安全性と利便性について、次々と判断がなされています。
日本の事例について個人的には、
「みんなが乗るにはまだ早い」
というように感じます。
早い、というよりは締め付けが足りない、といった方が近いかもしれません。
筆者自身、まだ乗車経験がないのですが、
実際に乗った時の感覚や、起こりうる危険についての実感、
現状のルール、運用の現状、色々と、みんなが知らないように感じます。
もう長い間親しまれている自転車ですら、
モラルハザードの温床となっているのに、
「便利だけど、よくわからない何か」
に至ってはなおさらでしょう。
乗り物として便利だが危険、という性質を理解するまでは、
ルールとペナルティでガチガチに縛るくらいでよいと感じます。
当然、シェア拡大の妨げになるのは間違いありません。
もう、どちらを取るか、という話ではないでしょうか。
それではまた次回。
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