
こんにちは。
詐欺という犯罪は、人の心のスキをつくもので、
昔からなくなることのないものですが、
ネット時代のいま、不特定多数に対して
仕掛けやすい土壌が整ってしまったようです。
今日から1~2週間遡るだけでも、
じつに多くの詐欺の実害がアップされています。
今回は、あとを絶たないネットでの詐欺被害について見てみましょう。
12億円当選おめでとうございます。ただ、先に600万円払って下さい。

という内容がメールで送られてきたケースです。
このケースでは、くじの購入実績があり、
確認が不十分なまま、その当選結果だろうと思い込んでしまったようです。
さすがに購入もしていないケースなら怪しむでしょうから、
その意味ではついていなかったパターンですね。
~「金を支払わないと受け取れない」などうそを言われ、
2月6日~5月16日の間に計89回にわたって
電子マネー計615万5000円分をだまし取られた。~
引用元:「UAEの宝くじ12億円当たった、金を払わないと受け取れない」…600万円だまし取られる 群馬・前橋市の71歳男性 | 上毛新聞社のニュースサイト (jomo-news.co.jp)
なまじ、短期間に600万円を融通することができたがために発生した被害でもあります。
動かせるお金がなければ、ひっかかることもなかったでしょう。
SNS経由のやり取りで、立て続けに別の人物にお金をだまし取られる。

こちらは、複数の人間からのSNSメッセージだけを信用して、
併せて1,000万円近い額を送金した例です。
~投資に誘われ、6月2~7日に投資名目で計830万円をだまし取られた。~
~別の海外在住の日本人女性からメッセージがあった。~
引用元:「がんであと数週間しか…」「おじさんが投資通」立て続けに980万円だまし取られる 群馬・前橋市の男性会社役員 ロマンス・投資詐欺 | 上毛新聞社のニュースサイト (jomo-news.co.jp)

引用記事にあるように、被害者は
- 投資名目で900万円ほど
- 遺産の一部を受け取るための先払いの名目で100万円ほど
という、複数の詐欺被害に立て続けに遭っています。
おそらく、裕福な世帯なのでしょうが、
もう少し、警戒心を持った方がよさそうですね。
また、詐欺被害を防ぐために必要なこととして、
「ひとりで抱え込まない」
ことがとても大事です。
家族、友人、同僚。
特殊な状況では、思い込みや勘違いはつきものですから、
自分以外の人間の意見を、ぜひ取り入れるべきです。
「下ろしたお金は偽札です」「造幣局員が向かいます」→カード渡し。

82歳の高齢女性に対して行われた手口です。
この話は、身内の高齢者がよく似た被害に遭ったことがあり、
当時を思い出して腹立たしい内容です。
~隙を見て別のカードとすり替えられ、盗まれた。
カードを使い、同日中に現金が引き出されていた。~
引用元:「下ろしたお金は偽札なので…」警官装ううその電話で現金303万円の被害 群馬・藤岡市の82歳女性 | 上毛新聞社のニュースサイト (jomo-news.co.jp)

筆者の身内の例では、結局100万円ほどの被害が出てしまいました。
しかしこの時にも、詐欺師たちが熱心に取り組んでいたのは、
「いかにして家族・知人に連絡を取らせないか」
ということでした。
何度も電話を切ろうとした祖母に対して、
言葉巧みに4時間以上も電話を切らせず、
さらにその通話が途切れないうちにカードの引き取り役を到着させ、
まんまとカード・暗証番号を手にして、即現金を下ろしたようです。
残念ですが、他人を信用してはいけない時代。信頼は積み重ねるもの。

SNSやメールなど、世の中には手軽で便利なツールが溢れています。
モニターの向こう側には、どんな人がいるのか、それとも人ですらないのか。
もう、わからない時代です。
人を信じたいのはやまやまですが、
自分自身と、大切な人たちを守るために、
信じるべき人を信じ、そうでない人は信じない
という対処を心がけたいですね。
それではまた次回。
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