
こんにちは。
カウントダウンは
「273日」。
あまりいい噂が聞こえてこない関西・大阪万博ですが、
フランスなどで人気の海外イベント
「Japan Expo」
が2025年万博会場で開催されるようです。
地元・大阪からは吉本興業の参加も以前から決まっており、
賑わっているように見えますが・・・。
今回は、開催まで9ヵ月と迫った関西・大阪万博の
いまを見てみましょう。
海外人気イベント「Japan Expo」を大阪万博で開催。・・・?
引用元:ANN newsCH Youtube
引用元:Yahoo!ニュース
日本のアニメは、言うまでもなく世界に広く知られています。
「ジャパニメーション」
などという呼称もなじみがありますね。

Japan Expoは、アニメの印象が強いイベントではありますが、
わりと幅広いテーマを取り扱っています。
書道や武道といった古くからの日本文化も含まれ、
イベントをきっかけに日本文化に傾倒する人々や、
来日を考える面々も一定数いるようです。
とはいえやはり多くのファンがついているのは、
サブカルチャー・ポップカルチャーです。
漫画、アニメ、音楽、ゲームなどですね。

正直、
「日本の文化を海外に発信する」
これが目的のイベントを日本国内で開催する、
という動きには、違和感を感じます。
「大阪よいとこ、いちどはおいで」
的なアピールを、大阪でしているようなちぐはぐ感です。
万博というきっかけと併せて商業的な導線とすることは、
集客という目線では意味があるととらえています。
ただ、万博とジャパンエキスポ、どちらが主でどちらが従か、については
やはり複雑な思いがあります。
地元大阪から吉本興業も参戦。海外からの来場者に響く笑いを作れるか?
引用元:Expo2025 大阪・関西万博 民間パビリオン出展者動画⑥ ~よしもと waraii myraii館~
2025年大阪・関西万国博覧会 よしもとwaraii myraii館 概要を発表 | 吉本興業株式会社のプレスリリース (prtimes.jp)
引用元:PRTIMES

吉本興業の参加については、昨日今日決まったことでもないようですが、
個人的には、海外からの来場者にどれだけ響くのかな、という不安はあります。
もちろん、日本のお笑いが海外で公演されていることもありますし、
おそらく英語をメインとして翻訳されたコンテンツも制作されるのでしょう。
ただ、吉本興業の笑いは、どうしても大阪という土地ありきの、
いわばローカルな笑いと感じます。
別の地域の、文化的背景から言葉まで違う海外の人々に刺さる内容を作るのは、
かなりハードルが高いように思えます。
ハリボテ感、ツギハギ感が否めない多様化。何がやりたいのかが見えにくい感。



Japan Expo、吉本興業、どちらもそれぞれ優秀なコンテンツで、
一見の価値があるものでしょう。
ただ、今感じている違和感は、これらが
「万博と結びつけられている」
という一点にあると思います。

今万博の現段階での評価は、残念ながらふるいません。
- 予算の増額、また増額
- 350億円巨大リング、イベント後は解体して利用価値がない
- パビリオン建設に関する各国の撤退・建設の遅れ
- 目玉となるはずだった空飛ぶクルマの商用飛行断念
- 事前に指摘されていたメタンガスの噴出懸念と実際に起きた事故
- 「いのち輝く未来」とうたいながら事故対策は後手
- ガス事故対策の具体的解決が見えないままの児童無料招待推進
- 児童招待アンケート項目から「不参加」を削除するなどの不信感
- そもそもIR事業ありきの開発で、カネ目当てが透けて見える(と思われている)
適当に思いついた内容を書くだけでも、マイナスイメージが並びます。
残念ながらうまくいっていないことは、認めざるをえないでしょう。
対策が必要なことは、間違いありません。

しかし、機運醸成策のいくつかを見ると・・・
- 奇抜すぎるデザインで不評を買ったミャクミャク(オリジナルキャラクター)
- ハローキティ、ポケモン、くまモンほかアーティストら(スペシャルサポーター)
- 大阪プロレス、吉本興業、Japan Expo、ガンダム像など外部由来の興行
- 7月に入って企業への「募金呼びかけ」
まさかの「万博倒産」説まで…経団連会長、企業への「募金呼びかけ」に非難集中「ほんま誰得やねん」(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース
引用元:Yahoo!ニュース
万博倒産などというパワーワードまで出てきました。

どうにも、後づけ感、間に合わせ感、穴埋め感。
そんなイメージがあります。
万博そのもののコンテンツを充実させるのでなく、
外側にあるもので埋めようとしているように思えるのです。
できれば、万博本来の何かで盛り上げてほしいところですが、
あと9ヶ月しかない今、打てる手はもう数少ないのかもしれません。
そう言われてしまえば、
「いまできることをやって下さい」
という言葉しか出てきません。
残りの期間、品質向上と安全確保に注力を願うのみです。
それではまた次回。
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