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「ヌートリア」という害獣を知っていますか?見つけたら通報を。

こんにちは。

全国で、クマの出没が問題になっています。

関西でも件数は増えてきていて、

筆者にとっても他人事ではなくなってきています。

しかし、人間の生活圏にあらわれる害獣・危険な生き物は、

決してクマだけではありません。

今回は、爆発的に増殖してしまった害獣、

「ヌートリア」

のいまを見てみましょう。

ヌートリアの実態。強い繁殖力と、大規模な食害は農家の頭痛のタネに。

引用元:FNNプライムオンライン

姿かたちは、ビーバーなどとよく似ていますね。

引用動画にあるように、ネズミの仲間です。

人によっては可愛いとも言われています。

しかし、農作物を食い荒らす被害は大きく、

農家にとっては死活問題となっています。

毛皮の材料や食用に輸入された外来種がのちに大繁殖。

ヌートリア - Wikipedia

引用元:Wikipedia

戦時中には、軍服の毛皮の材料として大量に輸入されていました。

一部では、食用にも利用されていたようです。

それが終戦後、需要の減少とともに放逐されて野生化、

繁殖して今に至る、という経緯です。

人間の都合といえばその通りで、彼らにとっては迷惑な話かもしれません。

しかし彼らの食害は甚大です。

ヌートリア | 鳥獣被害対策ドットコム (choujuhigai.com)

引用元:鳥獣被害対策ドットコム

生態や対策に始まって、捕獲用の罠も公開されています。

被害の深刻さをあらわしていますね。

※実際に罠を使って捕獲する際には、自治体に許可を取るなど、手続きが必要です。

無断でおこなった場合、

1年以下の懲役・100万円以下の罰金に処せられる可能性がありますので、ご注意を!

もし見つけたらどうする?業者・自治体に通報するのがベスト。

ヌートリアの駆除は業者や役所に連絡が正解!自分でできる対策方法4選も紹介 | タスクル (taskle.jp)

引用元:タスクル

筆者は関西住みで、近所にはわりと大きな公園があります。

時々散歩に行ったりもするのですが、

数年前、池の周囲をうろうろしていて、

カルガモやらカメなんかを眺めていると、

水辺に何やら見慣れない影が。

思わず二度見しましたが、両手で抱えた何かを

ほおばっていたのは、ヌートリアでした。

生で見たのは初めてで、それから意識するようになりました。

こちらのサイトでは、ヌートリアだけでなく、

さまざまな危険動物などの注意看板を販売しています。

ヌートリア出没注意看板の販売 (ocnk.net)

引用元:有限会社文昌堂

そうなってみて初めて気づきましたが、

公園のそこかしこに、

「ヌートリアは害獣です」

「エサをあげないでください」

などと書かれた看板が。

ずいぶん悪そうな顔で描かれていました。

当時は知識もなく、

「こんなのが住んでるのね」

くらいの感想でしたが、

今後は通報しようと思います。

それではまた次回。

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