引用元:TVアニメ『2.5次元の誘惑』公式チャンネル
こんにちは。
遅ればせながら、個人的に大好きな漫画作品のアニメ放映を知りました。
アニメ化自体は知っていたのですが、もう一週間先に迫っていたとは・・・。
色々あって今現在、TV視聴ツールがないので、
そろそろ何とかしようかな、と考える今日この頃です。
今回は、オタク文化からスタートした「コスプレ」をテーマにしつつ、
「自分が好きなこと」に真剣に取り組む情熱を描いた作品、
「2.5次元の誘惑」を紹介します。
恋愛・友情・オタク・夢。全部盛り作品、ファン待望のアニメ化。
引用元:TVアニメ『2.5次元の誘惑』公式チャンネル
まずは美しい映像に惹かれる作品。しかしそれだけに留まらない魅力。
はい、ご覧の通りものすごく可愛らしい絵柄です。
アニメ作品の場合、原作絵をもとに制作される過程で、
原作以上のハイクオリティ作画になることもしばしばあります。
しかしこの作品に関しては、原作の段階で、
すでに非常に高い作画レベルで連載されています。
少年ジャンプ+で連載の作品です。
↓↓↓のリンクから無料で読めるお話もありますので、一度触れてみることをお勧めします。
引用元:少年ジャンプ+
2.5次元という言葉は、令和のネット民には説明不要かもしれませんが、
2次元(平面。紙や画面上に描かれた絵、ここでは漫画やイラストなどのキャラのこと)と、
3次元(立体。ここでは実際に存在している生身の存在のこと)の間の存在を意味します。
引用元:TVアニメ『2.5次元の誘惑』公式チャンネル
作者の橋本悠先生は、ご覧の通り非常に画力が高く、
特に女性をとても魅力的に描く方です。
それだけに正直、この画力だけでも、一定以上のファンがつくことでしょう。
中身は無論大切ですが、魅力的な女性キャラを描けるという武器は、
画力で多少の問題を蹴散らせる強みを漫画家に与えてくれます。
しかし本作品は、決して画力頼みの退屈な作品などではありません。
コスプレを通して描かれる青春。未熟さ、無鉄砲さ、純粋さがまぶしい。
引用元:2.5次元の誘惑_公式 X
「コスプレ」というワードや絵柄、刺激的なシチュエーションなど、
作品を外からチラ見しただけでは、
「ああ、そういうアレね」
と感じることもあるでしょう(筆者も、正直そっち寄りでした)。
しかしとある連休のさなか、試し読みから始めてみると、
気づけば次々と続きを「読ませられる」力量で描かれた作品でした。
本作品は、「コスプレ」という題材を通して、多くのテーマを描いています。
青春、好きなこと、好きな人、信念、過去の傷、友情、後悔、勇気、世間の目、これからの人生、etc,etc・・・。
その意味では、少年ジャンプ+という「少年向け誌面」で描かれるにふさわしい作品であり、
同時に大人にもおすすめしたい作品でもあります。
大雑把な最序盤あらすじ(極力ネタバレなしですが、こだわる方はスルー願います)
引用元:TVアニメ『2.5次元の誘惑』公式チャンネル
オタク少年とオタク少女の出会い、コスプレから始まる新たな一歩。
主人公はとある高校の漫画研究部の部長、奥村くんです。
先輩が卒業してしまい、漫研の部員は自分ひとりになってしまいました。
彼は自他ともに認める「筋金入りのオタク」で、
とある漫画・アニメ作品のキャラを「自分の嫁」認定しています。
これだけ聞くとただのヤバい少年ですが、趣味がディープなだけで、
危険人物というわけではありませんし、いいヤツです。
そんな風に過疎っている漫研に、ひとりの新入生が入部を希望します。
彼女は「天乃リリサ」という可愛らしい一年生です。
しかしこのリリサ、実は「筋金入りのオタク」を自認する奥村ですら、
「まさか自分以外に、ここまでのヤツがいるとは・・・」
と舌を巻くほどのオタクでした。
そして彼女にとって大切なキャラクターとは?
「2次元の存在にしか恋はしない」
そう刻まれているはずの奥村の心が揺り動かされた理由は?
やりたいことをやる。それだけなのに難しい。前に進むために、どうすればいい?

過疎化しているはずの漫研に吹く新しい風、
中心となる彼らに巻き込まれていく周囲の人物たち。
- 苦手だから、ダメ。
- 子供だから、ダメ。
- 大人だから、ダメ。
- 恥ずかしいから、ダメ。
たくさんの、
「やりたいことをやってはいけない理由」
を、時には周囲が、時には自分自身が、
上手に見つけてきて、前に進めないように立ち塞がってきます。
でも、やりたいことがある。
なら、前に進むしかない。
思春期の少年少女らしい、そして実は大人にとっても大切な、
葛藤が繰り返されます。
全編に散りばめられるオタク文化。知っていればより楽しめるものも。
引用元:2.5次元の誘惑_公式 X
通称「にごリリ」、2024年7月5日スタート。この夏の癒し枠として期待。
まじめなテーマのことばかり書いてきましたが、
作品の雰囲気は基本明るく、ギャグシーンのウェイトも大きく取られています。
中でもコスプレというオタク界隈の題材を取り上げるにふさわしく、
作中で描かれる日常には、いわゆるオタクネタが多数出てきます。
筆者は、ややオタク傾向はあるものの、
多くの作品に通じているわけではないので、
正直わからないネタもけっこうありました。
しかし元ネタを知らなくても、何となく空気を感じることはできます。
どうしても知りたいときは、グーグル先生に頼りましたが。
絵柄・題材は万人受けするものではないかもしれません。
しかし、内容はしっかり「ジャンプ」しているものですので、
食わず嫌いはもったいないですよ。
せめて序盤を見てから、判断してみてはいかがでしょうか?
それではまた次回。