
こんにちは。
2024年7月、JR西日本は写真の人型ロボットを導入します。
作業の内容は鉄道設備保守関連です。
新たな試みによるパフォーマンスには期待大ですが、
まずはその見た目に惹きつけられます。
2020年代のいま、様々なところで「ロボット」は稼働していますが、
今回登場するような「人型ロボット」はなかなかお目にかかれません。
今回は、「人の姿」に近い外見で、「人と連動する」機能を備えた、
新しいロボットの姿を見てみましょう。
2024年7月から、鉄道設備の保守作業に導入。狙いは?
引用元:TBS NEWS DIG Powered by JNN
引用元:ANNnewsCH Youtube
今回の導入について、JR西日本は、
まずは架線の塗装や沿線の木の伐採に使用する予定です。
実践投入によるデータ収集の結果を受けて、
さらに高度な作業への展開が見込まれています。
安全性、人材の補填ほか、数々のメリット。

鉄道設備のメンテナンスなどを行う「人型ロボット」 7月から現場に導入 JR西日本|ニフティニュース (nifty.com)
引用元:ニフティニュース
「私が首や手を動かすと、ロボットも同時に動きます。まさに合体した気分です」
引用記事内で、記者がロボット操作を体験した感想です。
ここに、今回のロボット投入のメリットが大きく表れています。
- 操縦者の動きに連動した、直観的な操作
- ロボットが受ける力の、操縦者へのフィードバック
- 危険な作業・高所などでの作業を安全に操縦者の主観で行える
- 特殊作業を行う人材の不足を補える
いずれも大きすぎるほどのメリットです。
余談ですが、直観的操作、という言葉を聞くと、筆者が反射的に思い出す映画のワンシーンがあります。
下の引用動画(映画CM)の冒頭で主人公がネット検索をするシーンがそれですが、
もちろん、今回のロボットがここまですごいことになっているわけではありませんので、ご注意を。
1995年当時に想像した「夢の未来としての2021年」ですね。
はい、本当に余談でした。
映画 Johnny Mnemonic) 1995 japanese Trailer 懐かしのCM Youtube
夢見た未来の姿ではあるものの、「人型」である必要はある?

この手の話題が出たら、ほぼかならず出てくるトピックですね。
しかし今回、なるほど、と納得させられる内容がありました。
JR西日本が「人型ロボット」開発、いずれは人が乗り込む“ガンダム型”も? | News&Analysis | ダイヤモンド・オンライン (diamond.jp)
引用元:ダイヤモンド・オンライン
↑↑↑こちらの記事では、非常にわかりやすく説明してくれていました。
例えば「二足歩行」は必要なのか?

例えばロボットの移動・走行に二足歩行が必須かと問われれば、
そんなことはないでしょう。
二足歩行を実装するだけでも、必要な技術レベルが上がり、
それに伴って製作コストもアップすることになります。
上の引用記事にもありますが、
車輪で行けるところには車輪で行けばよい。
それができないところには、4脚・6脚なども含め、
足を使って行けばよい、ということ。
ああその通りだな、と思いました。
完全自律型ならともかく、人間が操るなら、人型が適している。

それでも、二足歩行式にする意味があるとすれば、
それは内的な要因、と語られています。
つまり、ロボットを直観的に操縦するのは人間、ということです。
人間の腕は2本なので、2本の腕を使って作業することは、直観的に可能です。
右腕を動かそう、と思えば右腕が動きますし、
左の肘を曲げよう、と考えれば左の肘が曲がります。
しかし、左から3番目のマニピュレータを上に移動させよう、とか、
右側真ん中のランディングギアを接地させよう、という動作を
直観的に行えるかというと、これは無理です。
なぜなら、人間の手は2本で、足も2本だからです。
真ん中のウデや、4番目のアシを動かす直観が働かないのです。
例えばAIの利用により、人間による操作を必要としないタイプであれば、
人型である理由はあまりないのかもしれません。
ですが人間が感覚的に操縦する以上は、人間と共通した姿の方が扱いやすいということですね。
人間の仕事を肩代わり。人手不足のカバーに期待。

人手不足、人材不足がさけばれて久しい昨今、
ロボットによる人間の肩代わりはもはや必須になりつつあるのかもしれません。
同時に、
「機械に仕事を奪われる」
「人間の仕事がなくなる」
といった不安の声も聞こえてきます。
様々な問題をいちどに解決できれば理想的ですが、
それができないいま、ひとつずつ解決の道を探すしかありません。
ロボットの活躍範囲の拡大は、解決法のひとつとして、効果的でしょう。
今後の発展に期待大ですね。
それではまた次回。