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手軽な電動キックボード。免許、料金ほか、知るべきルールの数々。

こんにちは。

街なかでも見かけるようになった電動キックボードですが、

いざ、乗るとなったら、知らないこともたくさんあります。

  • 免許の有無は?
  • ヘルメットの着用義務は?
  • 歩道・車道、どっちを走るべき?
  • 買ったらいくら?
  • レンタル料金はいくら?
  • 保険はどうなる?

今回は、身近になってきた電動キックボードのいまを見てみましょう。

新しい移動手段、電動キックボード。いくらで乗れる?

購入価格はどれくらい?

2024年6月 キックボードの人気商品ランキング - 価格.com (kakaku.com)

引用元:価格j.com

2024年6月現在、amazonやYahooその他、

いくつかのサイトを見てみた感じでは、

購入時の車両価格は、

およそ50,000円から150,000円程度でした。

もっと安いもの、もっと高価なものもありますが、

一般的な価格帯はこれぐらいです。

ただし!

「車両の購入」である以上は、保険・税金は避けて通れません。

  • 自賠責保険(年間7,000円ほど。長く加入すれば割安に)
  • 任意保険(年齢・「プランにより変動。ファミリーバイクも可)
  • 軽自動車税(年2,000円)

電動キックボード保険/任意保険&自賠責保険ネット加入! (adia.jp)

引用元:三井住友海上

自動車やバイクと同じ話ですが、

無保険で走行するぐらいなら、

もう、乗るのはあきらめた方がいいくらいです。

※筆者は、保険業界の回し者ではありません。

事故は、本当に人生を破壊します。ご注意を。

レンタル料金はどれくらい?

サービス | Luup(ループ) | 電動キックボードシェア/シェアサイクルアプリ

引用元:Luup(ループ))

電動キックボードレンタル大手、Luupの料金です。

基本料金:50円

時間料金(1分ごとに):15円

例:10分の利用

50円+(15円×10分=150円) = 合計200円

この価格帯なら、毎日の使用でない限り、レンタルがよさげですね。

16歳以上なら免許不要の車両も。しかし条件付きなので、よく理解を。

普通の電動キックボードには免許が必要です。

「電動キックボード」で検索すると、

「免許 不要」「免許 いる」

などのワードが並びます。

まだまだ、混乱期のようですね。

電動キックボードについて(特定小型原動機付自転車以外) 警視庁 (tokyo.lg.jp)

引用元:警視庁

引用記事のように、

基本的に、免許は必要です。

ただし、道路交通法の改正に伴い、

免許が不要な車両が新しく設定されました。

2024年7月の改正後、一部「特定」の車両には、免許が不要というお話。

今後、電動キックボードを利用する予定の方は、

以下の警視庁サイトは熟読をお勧めします。

知らないと、本当にマズい内容です。

特定小型原動機付自転車に関する交通ルール等について 警視庁 (tokyo.lg.jp)

引用元:警視庁

特定小型原動機付自転車とは。

次の基準を全て満たすものをいいます。

  • 車体の大きさは、長さ190センチメートル以下、幅60センチメートル以下であること
  • 原動機として、定格出力が0.60キロワット以下の電動機を用いること
  • 時速20キロメートルを超える速度を出すことができないこと
  • 走行中に最高速度の設定を変更することができないこと
  • オートマチック・トランスミッション(AT)機構がとられていること
  • 最高速度表示灯が備えられていること

これらに加え、

  • 道路運送車両法上の保安基準に適合していること
  • 自動車損害賠償責任保険(共済)の契約をしていること
  • 標識(ナンバープレート)を取り付けていること

が必要です。
また、乗車にする際は、自身の安全のため乗車用ヘルメットを着用するようにしましょう。

特定小型原動機付き自転車説明

以上、警視庁のサイトより引用。

今後、変更の可能性もあるので、時々見ておいた方がいいでしょう。

電動キックボードはどこを走れるのか。歩道?車道?ヘルメット着用は?

規制緩和前と後で、多少の変更があります。

少しややこしい感じもしますが、

↓↓↓こちらのサイトがとてもわかりやすくまとめてくれていました。

電動キックボードの規制緩和!法律の改正についてかんたんに紹介 | FreeMile Blog|公道走行可能な電動キックボード専門店

引用元:FreeMile

「特定小型原動機付自転車」扱いの車両であれば、

モードの切り替えによって、歩道・車道どちらも走行できます。

柔軟な利用法は魅力的ですが、

周囲の状況をよく確認しておかないと、

危険を招く可能性もありますね。

また、ヘルメットの着用義務もあります。

これも改正後に分岐していますが、

「特定」ならば着用は努力義務、通常の車両であれば着用は必須です。

※導入後まもないシステムは、運用実績を見て変更されることも珍しくありません。

 アンテナを張っておく必要があります。 

自動車から見ると「怖い」「危ない」電動キックボード。

筆者は自動車、バイク、自転車、どれも利用します。

とくに自動車を運転しているときに怖いのは、

自転車です。

理由はカンタンで、行動が読めないことです。

おそらく、交通ルールに無頓着であることが原因なのでしょうが、

後ろも見ずに車道を横切り始めたり、

逆走・急停止・急発進と、まあ無法な動きをしてくれます。

電動キックボードについて、そんな恐怖を直接感じたことはありませんが、

話は聞きますし、これから増えていくと思われます。

何せ、自転車よりもはるかに不明な点が多く、

誰しも乗り慣れていないのですから。

新しい「庶民の足」になれるか?電動キックボードのこれから。

実は、筆者はまだ利用したことのないキックボード。

この夏ぐらいには、乗ってみようかと思っています。

価格帯・利用形態ともに、利便性は高く、

今後の普及も見込まれます。

同時に手軽で自由度の高い運用が可能なため、

運転者次第で危険な乗り物になりかねません。

2年後には自転車の青切符導入も控える今、

路上に頭痛のタネを撒くような行為は、慎みたいものですね。

それではまた次回。

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