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「仕事してるフリ」が理由でクビ。働かないおじさん、ピンチか。

こんにちは。

米銀行大手「ウェルズ・ファーゴ」のニュース、

「仕事をしているかのような印象を与える

キーボード操作の偽装に絡む調査の結果」

十数人を解雇した、というお話です。

ちょっと遠回りな言い回しですが、

「仕事のフリをして働かないスタッフをクビにした」

ということですね。

今回は、決して他人事ではない、

仕事の内容・評価・将来についての事例を見てみましょう。

アメリカ大手金融、「働いているふり行員」十数名を一斉解雇。

今回、広い範囲に大きな波紋を投げかけたのは、

米金融大手「ウェルズ・ファーゴ」です。

「実際は働いていないのに、働いているフリをしていた

投資・資産管理部門の従業員10人余りを一斉に解雇した」

という発表がその内容です(下記引用記事より抜粋)。

「働いてるふり」行員を一斉解雇 アメリカ銀行大手が…“マウス偽装工作”調査で判明 (tv-asahi.co.jp)

引用元:テレ朝news

解雇という選択も驚きですが、やはり気になるのは、

「どうやってその実態を判断したのか」

ですね。

彼らはいったいどのように、「不届き者」たちをあぶりだしたのでしょうか?

働かない人々を洗い出すツール→その対策ツール→以下略?

そもそも、

  • 長時間PC作業していない
  • 同じ動作を繰り返している
  • 私的利用目的のアプリがインストールされている

などを把握されてしまえば、作業の実態はバレるものです。

しかし、これを警戒した「サボり組」の面々は、

対策を講じたようです。

「マウスジグラー」

というアプリが代表的なようです。

これを起動しておけば、マウスカーソルが停止することなく、

常に細かく動き続けてくれるというツールで、

アメリカ通販サイトなどで検索すると、

多くのヒットがあるようです。

引用元:ANN NEWS Youtube

動画を見る限りでは、うっかり笑ってしまいそうなカーソルの挙動です。

しかし、遠隔でデータだけを見るならば、

仕事をしているように見える・・・のでしょう。

リモートワークが流行り始めた時期と、

これらのアプリの販売実績が伸び始めた時期が重なるということで、

理由は見え透いていますが、

何というか、情けない話ですね。

マウスジグラー以外にも同様の製品はあるようで、

働いているふりをするための努力が伺えます。

が、当然その努力を評価する立場にないのが雇用者側です。

前出の引用記事によると、

  • 海外のセキュリティー企業が調査した企業の78%は、従業員の働きを監視するためのソフトウェアを使用
  • 監視する内容として最も多いのが、従業員が「訪問したウェブサイトやその閲覧に費やした時間」をチェックするもの

といいます。

つまり、リモートワークなどで姿が見えなくても、

どんなサイトに行って、どれくらい閲覧しているか?

が分かれば、仕事の内容は

おおまかに把握できる、ということです。

米銀大手、社員十数人を解雇 キーボード操作偽装で仕事のふり(CNN.co.jp) - Yahoo!ニュース

引用元:Yahoo!ニュース

今回、その網にかかってしまったのがニュースの登場人物たち、ということですね。

日本でも話題に、「働かないおじさん」。年功序列の弊害か。

「働かないおじさん」

というワードは、日本でも話題に上ります。

正直、筆者の現在の勤め先にも、何人か心当たりがあります。

彼らの特徴としては、

  • 忙しそうなフリをする
  • 自分の仕事を他人に投げる
  • 空いた時間を活用しない
  • 何をやっているのかわからない
  • たまに見えた仕事内容が無意味
  • 優先順位を理解していない
  • 上からの評価には敏感。
  • 偽装工作がうまい

まあ、こんなところでしょうか。

個人的経験や感情が乗ると、リストアップが早いこと、早いこと。

「働かないおじさん」はなぜ働かないか | PRESIDENT WOMAN Online(プレジデント ウーマン オンライン) | “女性リーダーをつくる”

引用元:PRESIDNT WOMAN

今回のニュースは海外ですが、

日本は無関係、と油断はしない方がよさそうですね。

必要な組織のウミ出しも、急がば回れ。

とはいえ、今回のアメリカと日本では、

雇用の常識や歴史が、全く違います。

日本では正社員の解雇という動きに、

大きな壁があります。

「そう簡単にクビにはできない」

というのが、日本の正社員の安定性のひとつであり、

企業が頭を抱える問題のひとつ、となっています。

日本の場合には、

まだまだこのトピックのような劇的な対応はできないし、

するべきでもないでしょう。

少し時間はかかりますが、

問題を俎上に挙げて・・・というずっと手前から、

始めるしかなさそうですね。

それではまた次回。

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