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「トナラー」なぜ隣に?不可解な行動の裏にある心理

こんにちは。

いまでは広く知られた「トナラー」という言葉。

筆者がこれを知ったのは、実はつい最近です。

しかし、言葉としては知らなくても、

その存在については、幼少期から感じていました。

筆者は、トナラー行為に疑問を感じる側のようです。

今回は、人によっては激しく嫌悪する、

トナラーについて見てみましょう。

数年前からSNS、TVでも使われる一般ワード化。

「トナラー」で検索すれば多くのページがヒットします。

トナラー - Wikipedia

トナラーは、すぐに人の隣の位置に来るような人のこと。

電車やバス、駐車場、映画館、サウナ、トイレなどでトナラーが見られる。

トナラーは、他の場所が多く空いているにもかかわらず、すでに誰かがいる場所の隣にわざわざ位置取る。

引用元:Wikipedeia

以上はwikiからの引用ですが、すでに広く認知された、

「社会問題」といってもいいかもしれませんね。

「ほかが空いているのにわざわざ隣に密着してくる」不思議

多くの人が疑問に感じる理由はやはり、

「ほかにいくらでも空いている場所がある」

ということでしょう。

がら空きなのになぜ隣に座るの?10人に1人、トナラーたちの意外な心理 | from AERAdot. | ダイヤモンド・オンライン (diamond.jp)

引用元:DIAMOND online

筆者にも勤め先の食堂で経験があります。

120人ほど入る食堂ですが、コロナを受けて

部署ごとのズラし利用となっていました。

そのため、一度に入る人数は少なく、

十分に距離をとれる状態なのですが、

名前も知らない別部署の人が、隣に密着してきます。

筆者は食堂に入るタイミングが早く、

1番めか2番目のことが多かったので、

筆者が座って食べ始めるタイミングでは、

120席のうち、118席くらいは空いています。

なのに、となりに座るのです。

初日は、それほど気にしませんでしたが、

数日間、連日のことなので、

「ここがお気に入りなのかな」

と考え、いつもの席とは違う席を利用しました。

それでも、となりに座るのです。

ちなみに、筆者も相手も男性です。

話しかけてくるでもありません。

コロナも嫌だし、気持ち悪いので、

今では食堂の利用自体、やめてしまいました。

故意ではなく、悪気もない可能性。

「やる方は気にしていない」

「被害者意識が強すぎる」

という声もあります。

上述の筆者の経験に関して言えば、

コロナ対策としての密着防止を無視した形なので、

悪気がなくともアウトと思っています。

しかしコロナが一定の鎮静化を見せている今なら、

そうとも言い切れない例はあるでしょう。

  • パーソナルスペース意識が低く、何も考えず使用する場所が誰かの隣
  • 順番に詰めていった方が効率的なので、わざとそうしている
  • 不安を解消するため、無意識的に安心できる「誰かのそば」に行く
  • いつもその場所を利用しているので、本人としてはいつも通りの行動
  • 縄張り意識のあらわれ
  • いやがらせ、あるいはその場所から移動させたい

このあたりが、ありそうな心のはたらきのようですね。

なぜ「トナラー」現れる? あえて「隣に停める」のは故意か偶然か… 駐車場「ガラ空き」なのに“わざわざ”隣に停める人の心理とは?(くるまのニュース) - Yahoo!ニュース

引用元:Yahoo!ニュース

筆者はトナラーという行為が好きではありません。

人によってはそれが自然、ということもあるのかもしれませんが、

パーソナルスペース、心理的テリトリーといった言葉も

広く認知されている現代、

回避できるトラブルは回避したいものですね。

タバコの分煙のような、目に見える形が出しづらいのが、

頭のいたいところですが。

それではまた次回。

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