日本のニュース

自転車の交通違反が厳罰化へ。反則金・青キップ・赤キップ。

こんにちは。

日々の移動手段として、多くの人が利用している自転車。

免許いらず、燃料いらず、維持費も安上がりで、

誰もが使いやすい理由が揃っています。

そんな自転車の「交通違反」について、

ルールが厳格化されようとしていることを、ご存じですか?

今回は、自転車をめぐる交通ルールの改正についてご案内します。

自転車の交通違反、知らずにやっていることもたくさん。

運転免許が存在しない自転車では、

「そもそもルールをよく知らない」

という方も多いようです。

自転車の交通違反に対する交通反則通告制度の適用

siryou3.pdf (npa.go.jp)

引用元:警察庁

対象となる違反の一例

  • 飲酒運転
  • 信号無視
  • スマホなどをいじりながらの運転
  • きちんと整備されていない状態での運転
  • 走ってはいけない場所を走る

誰もが関係ありそうで、代表的なところです。

もちろんほかにもたくさんあります。

自転車違反に青切符、2年後実施へ改正法案 「ながら運転」など禁止:朝日新聞デジタル (asahi.com)

引用元:朝日新聞デジタル

違反に対する罰則は?基本的には原付と同等、部分的には車と同等。

違反によるペナルティは、比較的軽微なものは

「原付バイクと同等」

(反則金5,000円~12,000円など)

となる予定です。

ただし、ながら運転や酒気帯び運転は

「車と同等」

(6ヵ月や3年以下の懲役や、10万円や50万円以下の罰金)

となり、軽微な扱いとはされません。

これらはほんの一例ですが、軽視できない内容ですね。

改正案は、今国会で成立すれば2026年までに施行予定

改正のきっかけは、自転車マナーの悪化ということです。

たしかに、なかには目に余る危険な運転も見かけますね。

突然の道路横断、スマホに夢中で前を見ていない、歩道を猛スピードで走行、などなど。

自転車でも交通違反「反則金5000円」になる? 悪質運転、事故急増で取り締まり強化へ…あなたは歓迎?:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)

引用元:東京新聞 TOKYO Web

【注意】「自転車事故は大した額にはならない」は大間違い!

自転車というと軽視されがちなところもありますが、

大きな事故になれば、当然賠償額も莫大な額になります。

過去には、小学生が起こした事故で、

1億円近い賠償金となった例もあります。

小5の自転車事故で"9500万賠償"の理由 死亡よりも生存の方が高額になる | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

引用元:PRESIDENT Online

ルールの厳罰化は歓迎できないものですが、

まずは安全と生活を守るために、

知識と節度を備えたいですね。

それではまた次回。

-日本のニュース